12/31/2017

職場の同期に触発されて。


2017年12月31日ですね。

お久しぶりです。はりぼうです。
最後の更新から約7ヶ月。当時はちょうど大学院の授業が終わる頃で。

ブログをずっとかけていなかったのは、書くことがないわけでも
ブログに飽きたからでもなくて、ただただ大学院の授業に忙殺されていたからです。

そして、7ヶ月ぶりにブログを書こうと思い立ったのは、職場の同期の子の影響。
職場の同期に、アメリカの大学を卒業している子がいます。
同期と言えど、私が入社したのは9月に卒業してからの11月からなので、まだ2ヶ月の関係性なんだけど…。ちなみにまだ全然会話できていない…

彼女はおそらく4月から働いているのかな。
最近Facebookの友人申請が来て、許可ついでにプロフィールを見たら、彼女のブログを発見。興味本位で読んでみたら、なんだか反省とか、悔しさとか、敬意とか、嫉妬とか。いろんな気持ちが入り混じって、ブログを書きたくなりました。

イギリス大学院留学ブログなのに、途中で書くのを断念してしまい、どうなったか書けていなかったのでとりあえずは簡潔に書きたいと思います。

一時期は窓から飛び降りたいなあなんて思うくらいに辛かった授業が4月の上旬に終わり、卒業論文に取り組む時期が来ました。

私のテーマは、「東日本大震災と原発」だったので、インタビューと執筆のために日本に帰国しました。

とはいえ、日本に実家がないので、ステイする場所がなく。
中学高校と毎朝一緒に行っていた都内で一人暮らしをする友人の家に転がり込ませてもらいました。

5月に日本に向かう時に、イギリスの家の契約を終えたので、そこから11月までの半年間はホームレスをしていました。(注:ホームレスって言っても、日本にもイギリスにも住所がなかっただけで、その間は友人やロブのままの家に住み込んでいたので、路上で寝たりはしていません。)

日本での卒論のインタビューは、やっぱり向こうでやるよりずっと負荷が少なかった。
理由は3つあって。

一つには、日本のちゃんとした大人ほぼ必ず返信をくれるから。
二つ目は、日本人同士だから。
三つ目が、日本にジャーナリズム学科がほぼ存在しないから

イギリスでは、10通の取材依頼を送ったら、だいたい1〜2通だけ返事が来ます。
ちなみに半分は、お断りのメール。そのうち半分が、取材オッケーのメール。

日本だと、10通送ったら8通は必ず返って来ます。
たとえそれが有名人であろうと、教授であろうと、民間人であろうと。
日本人ってすごいな。そして、そのうち8〜9割は取材を受けてくれるっていう内容のもの。

一番驚いたのは、今外務大臣をしている河野太郎さんに取材依頼をしたら、二つ返事でオッケーをもらえたこと。私の都合がつかず、取材は実現しなかったんだけども…
ちなみに、取材依頼をした数ヶ月後に、新内閣で外務大臣に任命されたのを知った時に、すごく貴重な機会を逃してしまったんだなと心の底から反省した。

二つ目の理由は、もっと単純で。
日本語だから、丁寧に、熱意を伝えることが簡単だった。
あとは、単純に日本人同士であることへの安心感とか、助け合い精神とかあるんじゃないかなとも思う。

最後の理由は、日本の人たちは、学生から取材依頼なんて滅多にされないから、興味を持ってくれるってこと。イギリスにはジャーナリズム学部って結構たくさんあって、教授とか政治家とかはいろんな学生から毎年毎年取材依頼を受けて、うんざりしているんだろうと。

ちなみに卒論は英語なので、取材でゲットした引用文を英訳するのが結構大変だった。。。なるべく自然な英語にしたいなと思うと、結構時間がかかるし、やっぱりイギリス人が英語で取材に答えている台詞を引用した方が、ニュアンスとか伝わるよなあ…という苦労はあった。

まあ、そんなこんなで卒論を順調にこなし。
8月にイギリスに帰り、1ヶ月半ほどカーディフとか、チェプストーのロブのままの家に滞在させてもらったりして、日本に帰ってきた。

本当は、イギリスで就活も少ししたんだけど。その件についてはまた書こうと思う。
いろいろあって、10月に日本に帰ってきて、イギリスにいた頃からスカイプ等で面接を進めていた会社に実際に行き、内定を2社頂きました。

思ったより早く内定が出てしまったっていうのと、少しでも早く働き始めて社会人経験を積みたかったので、内定をもらった翌月から働くことに。
なので、11月1日から渋谷にあるベンチャーで編集者として働き始めました。

本当はボスキャリ行こうか考えたり(選考も進めていた)、
イギリスで働こうと試みたり、ブログを書いていない間に
いろんなことがありました。

また、ブログを書く上でいろいろまとめれたらなと思います。
とりあえず、卒業論文の評価は最近出て、68でした。
あと2点でDistinction(最高評価)だったのか、、と思うと結構悔やむ気持ちも大きいけど。

一度は本気で辞めようか迷った大学院。そして、一応イギリスでトップのジャーナリズムスクールをメリット(イギリスの大学院の評価は上から3段階でDistinction、Merit、Pass)で卒業。と考えると、自分を褒めてあげてもいいんじゃないのかと思う。

これから日本で生きていくつもりはないので、今後は、どうやって日本を脱出するかについてブログを書いていけたらなと思っています。

今後ともよろしくお願いします。

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